運用部門の主な業務は、かんぽ生命のシステムを安定稼働させることです。中でも私は障害発生時の初動対応をするチームに所属しており、連絡体制の整備やサービスセンター（各種お手続きを集中処理するための拠点）移転計画のための各種取りまとめ、さらにかんぽ生命での次世代端末導入に向けたヘルプデスクの立ち上げなど、幅広い業務に携わっています。私が考えたプランやスケジュールに則って会社全体が動いていくダイナミックな仕事であるため、大きな責任を感じる一方、ここでしか味わえない刺激を感じています。

自分で考え、自分の力で頑張ることも大切にしていますが、それと同じぐらい、人に頼るということも大事にしています。一人で何時間も考えて解決しなかった課題が、上司や先輩に相談することですぐに解決できた、という経験を何度もしました。会社には、自分がまだ持っていない知識や経験を持った人がたくさんいます。そうした人たちの英知を借りつつ、その学びをしっかり自分の中に吸収すること。それが、成長への一番の近道だと思います。

どれだけ企業研究や自己分析をしっかりしても、実際に働くことでしかわからないこと、見えない景色というものは必ずあると思います。だからこそ、自分の可能性を狭めてしまうことのないようにしてほしいと思います。最初は興味のなかった業界や仕事が、実際に働くことで天職だったと気付くこともあるかもしれません。広い視野を持ち柔軟な発想で、多くの会社を直接見て感じて、ここぞと思う一社を決めてください。