根本 加奈子Kanako Nemoto
次期基幹系プロジェクト推進室
2014年入社
世の中に必要不可欠な
“ものづくり”に携わるよろこび。
最期の砦として
大規模システムの品質を守る。
私がSEという職業に出会ったのは、学内で催された仕事紹介イベント。それまでIT業界のことはほとんど知りませんでしたが、ITの力で世の中の課題を解決するSEの仕事を知り、興味を持ちました。そしてその中でも、生命保険のシステムという、世の中に必要不可欠な仕事に携わることができる点に魅力を感じ、当社に入社しました。当社が携わるプロジェクトには、かんぽ生命の基幹システムを一新するような大規模案件もあります。その中で私は、システムが正常に稼働するかを検証するテスト工程を担当しました。テストではいかに多くの不具合を見つけ潰すことができるかが重要です。新たに構築したシステムが、現在稼働するシステムと同じように、正しい結果を出せるか。さまざまなテストケースを想定し、テストを行います。その繰り返しが、システムの品質向上につながるのです。だからこそ、自身のチェックによって不具合を改修できた時は、最期の砦として品質を守れたことに、やりがいを感じます。業務の中では、システムや保険に関して疑問点や不明点が出てくることもあります。そんな時は、参考書やドキュメントを見て自分なりに調べたり、上司や先輩に聞いたりして、必ず解決するようにしています。なぜなら、一度でも放置すると、再度同じケースに直面しても対応できませんし、後々重大な障害につながりかねません。私の仕事が、かんぽ生命を、日本全国のお客さまの暮らしを支えている。その誇りを持ち、仕事に臨んでいます。
「社会に貢献できる仕事がしたい」
その想いが私を支えている。
ユーザーであるかんぽ生命は、日本最大級の生命保険会社であり、その先には、日本全国のお客さまがいらっしゃいます。もし障害が発生すれば、かんぽ生命に損害を与えるばかりか、かんぽ生命とお客さまとの信頼関係も壊してしまいかねません。私たちのミッションは、かんぽ生命に高品質なシステムを提供し、かつ、その巨大システムを、常に安定稼働し続けること。学生時代から持ち続ける「社会に貢献できる仕事に携わりたい」という想いに通じています。もちろんそこには大きな責任が伴いますが、だからこそ、やり遂げた時の達成感は一入です。業務や研修を通して知識や技術を磨き、「社会に貢献する」という想いを実現し続けていきたいと考えています。
所属部署はインタビュー当時のものとなります。