2010年入社 基幹システム本部 社会的影響力の大きな
システムを手掛ける醍醐味。

インタビュー INTERVIEW

自らの手でシステムを形にする楽しさ。

私が学生の頃は、企業がITを取り入れ始めた時代。ITに可能性を感じて関連資格を取得していたこともあり、「成長期にある業界で、自身の力を高めたい」という想いでこの世界に飛び込みました。以来私は、20年近くSEとして、かんぽ生命のシステム開発のさまざまな工程を経験してきました。その中で、SEの仕事の醍醐味は、ユーザーの抱える課題や要望に対して、システムでどう実現するかを考え、描き出すことと、自らの手でシステムを作り、形にするというものづくりの楽しみにあると考えています。当社が担うのは、かんぽ生命のミッションクリティカルなシステム。システムは正常稼働していることが前提のため、普段は目立ちませんが、万一システムトラブルが発生した際、ユーザーやお客さまに及ぼす影響を考えると、いかに社会的影響力が大きなシステムに携わっているか言うまでもありません。だからこそ、無事稼働した時に感じる醍醐味は、計り知れないものがあります。当社は長年かんぽ生命のシステムに携わってきましたが、かんぽ生命のIT戦略パートナーとなったことで、一体感が飛躍的に高まっています。以前は、決まった仕様のシステム構築に留まっていましたが、現在は、上流工程を任される割合が高まりました。かんぽ生命が上場したことで、新しい商品やサービスも生まれていきます。これまで培ってきたかんぽ生命の業務知識やノウハウを強みに、よりオーナー目線に立ったシステム開発に挑んでいきます。

ユーザー目線に立ったシステム構築を担える「真のSE」を育てるという使命。

私は今、課長としてマネジメントを行っており、特に、部下の育成に力を注いでいます。当社がさらに飛躍するには、将来の中核を担う、若手の成長が不可欠です。当社の役割として、要件定義や設計といった上流工程の重みが増しているものの、より良いシステムを提案し、構築するには、その詳細まで熟知していることが重要です。そのためには、製造やテストといった下流工程をしっかりと経験する必要があります。そこで現在は、一連の工程を自社で行う、システムの内製化を推し進めています。若手にものづくりの経験を積ませることで、ユーザー目線に立ったシステム構築を行える、真のSEに成長してほしいと考えています。