2014年入社 経営管理統括部 中長期的な「IT戦略」を考え、
経営とITを結ぶ役回りを担う

インタビュー INTERVIEW

Q 今はどのようなお仕事を担当されていますか

次世代システム企画室という部署に所属しています。2018年12月に、かんぽ生命のシステムニーズや最新技術などの外部環境に対応すべく、中長期的なIT戦略を検討する部門として設立された組織です。当部署では「かんぽ生命におけるシステムとしてのあるべき姿」を検討しています。

かんぽSOL入社当時は、次期基幹系更改という大きなプロジェクトがあった時期で、そのプロジェクトの中で、主に業務処理系システムのテスト工程を担っていました。その更改プロジェクトが終わった後は、業務処理系システムの保守担当として、同じような業務に携わっていました。

Q 転職したきっかけを教えてください

前職では、生命保険会社の基幹システムにおける保守開発を4年間経験した後、採用活動などの人事業務や新規事業立ち上げ、社内インフラの整備などを担当してきました。前の職場でもやりたい仕事にチャレンジできていたので、大きな不満はなかったのですが、大規模プロジェクトの動かし方や大企業の仕組みを学びたいと考えて、転職を決めました。

Q 入社を決めたきっかけはどのような点でしたか

4年間生保業界のシステムを担当していたので、同じ業界からアプローチをかけようと思い、かんぽSOLの募集を見て応募しました。先にお話しした大規模システム改修があった時期で、前職で扱っていたホストコンピューターや開発言語の知識が活かせそうだったことも、応募したポイントです。

Q 実際に入社してみてどうですか

かんぽSOLは、発注側の立場から開発パートナーをコントロールしながらプロジェクトを推進したり、成果物をレビューしたり、実際に現場で作業したりと、イメージしていたよりも広い範囲で作業を担っていると感じました。入社前は、基本的に発注側の担当者が企画や計画などのいわゆる上流工程を担当して、下流工程は開発パートナーにおまかせ、というイメージが強かったのですが、内製でやる部分が多くあったのは意外でした。幅広く様々なことができると感じていますが、作業量が多すぎるという感覚はありません。

Q 仕事をする上での苦労ややりがいを教えてください

今の部署は、かんぽ生命やかんぽ生命システム企画部といった上層部の意見を聞いたり、他社開発パートナーの提案を聞いたりすることが多く、大きな刺激を受けます。日々、上層部の方々とコミュニケーションを取る中で、経営とITを結ぶ役回りを担っている、と実感できることがやりがいです。開発パートナーの方も高い技術力をお持ちであり、かんぽSOLと何年もともに仕事をしていますので、質の高い提案をいただけます。そうした案を吟味して進めていくのは楽しいです。

Q そうした刺激を受けて、青木さんの中で変わってきたことはありますか

ユーザー目線で考えるシステムの視点と、システムサイドで考えるシステムの視点との両軸を、バランス良く持つことです。元々システム側のミッションは、ユーザーの要件をシステム化していくというイメージでしたが、それだけをシステム化すると、細かくて膨大なものになり、かえって非効率になってしまう場合があることがわかりました。ユーザーの要件だけを聞くだけではダメで、システム側からも意見しなければいけません。両方の意見を採り入れることが必要だと考えました。

両軸のバランスを取るためには、コミュニケーションはとても重要です。話し方も含め、時期、時間、人間関係など、日々適切なコミュニケーションの取り方を学んでいます。

また、今の部署では今後のかんぽSOLやかんぽ生命の将来を考える必要があります。より良い未来を描くため、ポジティブな発想で物事を捉えていくことを心がけています。